前職では、食品関係を扱う物流会社で倉庫の管理と車の手配等を担当していました。大きなセンターを任されていたこともあり、やりがいを感じていましたが、10年ほどの勤務を経て退職を決断した頃、20年来の知人が（ロジテックの）川村代表と繋いでくれたんです。

当時は退職後の具体的な計画は考えていなかったのですが、色々と話をした結果、自分の今までの経験を活かしつつ、これまでやってこなかったことにも挑戦できる環境がこの会社にあると感じ、入社を決断しました。ロジテックが、物流業界ではどの会社にとっても悩みの種である「人手不足」へのソリューションを持っていたことも大きいですね。

ロジテックは、良くも悪くも「これからの会社」。野球で言えば新設チームに入るようなイメージで入社しました。まだ色々と整っていないことも多く、これからコーチも選手も入れて、そして対戦相手の分析や戦略も重ねて、という成長過程のチームの状況も含め魅力的に感じました。

前職では、既に出来上がった環境を引き継ぐ責任感とともに仕事にやりがいを感じていましたが、ロジテックでは、新しいフィールドを開拓していくパイオニア的な立ち位置から仕事へのやりがいを感じています。

私は今年で53歳になります。もういい年なので、そんなことやってる場合じゃないだろう、という声もあると思いますが（笑）、気持ちの方はまだまだ若いので、残りの社会人人生で、ひと花咲かせるつもりで臨んでいます。

会社それぞれの社風や方法論は当然違うので、転職後に驚きを感じることは多々あるものですが、ロジテックで新鮮に感じたのは、いわゆる「スポ根系」の空気があること。朝の挨拶も、まずは「おはようございます！」から入る。勢いがあって良いなと思ったのと同時に、最初は圧倒されました。ロジテックでは、会社自体はもちろん、社員の平均年齢もかなり若い。前職での平均年齢はおおよそ40代後半でしたが、ロジテックでは比べるとひと回りほど若いと感じます。現在箕面でセンターを任されている上司も25歳なので、私の大学生の息子とほぼ変わらない年代です。私の役目は、その若さ故の勢いを空回りで終わらせず、これまでのノウハウを共有しながらきちんと一緒に形にしていくことだと感じています。

今はもうとにかく、自分が所属する箕面の倉庫に荷物を入れて一刻も早く売上を上げることです（箕面倉庫は、2023年7月にOPEN）。当然ながら既に固定費もかかっていますし、これが最優先の業務です。そしてその業務と並行して、全国区に仕事を拡大していくために、続々と新しい倉庫を建てる計画も進めています。ロジテックとしては、今はここが最西端の拠点です。業界においても、特に関西方面ではまだまだ認知度も実績もこれからの段階。事業のこういったステージでは、若いパワーでどんどん攻めていく、というケースが多いものと思いますが、私もそれに負けじとチャレンジを重ねていきたいと思っています。

ロジテックには、「若さ」と「勢い」があります。つい先日の九州出張でも、以前からの得意先に「よく入社後早々に九州出張なんかに出してもらえるね」と言われたのですが（笑）、そんな未来への投資に対する柔軟な姿勢が、個々人のチャレンジ精神を生み、会社の成長に繋がっていると感じます。

会社としては、物流業界経験者のノウハウをより多く必要としている段階なので、若い方だけでなく、一定のキャリアを積みつつ、「まだやり残したことがある」「もっと新しいチャレンジを」と考えるモチベーションの高い方にとっても、成長のための絶好の環境だと思います。

既に完成された環境ではないからこそ、出来ることがここにはたくさんあります。

社内には、今時にしては珍しく年配の人間にもぐいぐいと「教えてください」と迫ってくる若者も多く、年代を問わない風通しの良さも大きな魅力です。